いくら駆除しても出てくるゴキブリ・・・

しぶといゴキブリ退治にはベイト剤・毒餌をお勧めします
内臓攻撃で確実に駆除。効果は広範囲に亘る。

お勧めの理由は各記事で



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燻煙剤を焚いてもまた出てくる理由

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ホイホイは単体で駆除に使うものではない

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秋・冬だからこそゴキブリ対策

2014年08月02日

様々な駆除方法と薬剤

人間の害になる菌を運び、食中毒などの媒体となったり電気機器に入り込んで故障させてしまったり、そもそも見た目の気持ち悪さからも多くの人々から嫌われているゴキブリ。
人間とゴキブリの戦いの歴史は長きに亘ります。
その歴史の中で生み出された様々な駆除方法と薬剤を紹介いたします。
(薬剤に関する注意事項も掲載しておりますが、実際に使用する場合は説明書きなどをご確認の上、用法・容量を守って正しくお使いください)


.空間処理
一般家庭用品で該当する物
:燻煙剤(バルサンなどが有名)
利点
:一気に多くのゴキブリを殺すことが出来る
欠点
:養生・食器の片付けなどに多大な手間と時間がかかる
卵を殺すことが出来ない
:ゴキブリが抵抗力をつけてしまう
 →駆除をしてもすぐに繁殖してしまう。

上記のような欠点があるため、現在はメインでこの工法を使う業者は少ないです。
空間処理を用いるのは、空間処理後にベイト剤やMC剤(後述)などで新たに繁殖してきたゴキブリや生き残ったゴキブリを駆逐出来る態勢をとる場合にほぼ限られます。
もし、あなたの所に来た業者の営業マンが「ウチはガス(又は煙)を撒きます」などと言ったらおかしいと思って間違いないでしょう。

.残留処理
一般家庭用品で該当する物
:毒餌(コンバットやブラックキャップなど)
利点
:養生・食器の片付けなどの手間が無い
:人体に対して比較的安全
 ※油剤だけは直接吸引に注意
:MC剤・ベイト剤には抵抗力をつけにくい
:人の手で細やかな作業をすることが出来る
定期的に駆除活動をるすことで、ゴキブリの繁殖を抑制することが可能
 ※0に近い環境を造り上げる
欠点
魚毒性が強い
 ※水槽や生簀の近くで使用すると魚が死んでしまうことがあるので注意が必要

残留処理は、その名のとおり薬剤の効果がその場に留まり、ゴキブリを駆除してくれます。
ゴキブリの侵入口や通り道・溜まり場(巣)などを丹念に調べ、その場所に薬剤処理をしていきます。
空間処理では出来ない細かい部分への施工が可能で、まんべんなくポイントをカバーすることが出来る方法です。
残留処理のメインはベイト剤(毒餌)とMC剤・乳剤です。
特にベイト剤とMC剤はゴキブリの弱点である内臓を攻撃するため、抵抗力を持たれる心配がありません
以下は各薬剤の解説です。

MC剤(マイクロカプセル)
ゴキブリ駆除に革命を起こした薬剤
人には安全でゴキブリにはとても厳しい
マイクロカプセルとは、100万分の1という小さなカプセルです。
その中にゴキブリを殺す薬剤が内蔵されています。
マイクロカプセルは人間の消化液では溶けず、もし、誤って口にしてもそのまま体外に排出されるという特徴があります。

ゴキブリになぜ効くか・・・
ゴキブリは、人間のような消化器官を持っていません。
餌を食べると、腹と背中を動かしてすり鉢のように餌をすり潰して消化します。
この時にマイクロカプセルが割れて毒が染み出す仕組みです。
内臓を攻めるので殺虫剤に対する抵抗力も問題になりません
また、ゴキブリは自分の体にホコリやゴミが付くとそれらをキレイに舐めて食べてしまう習性があります。
ホコリやゴミに混じってマイクロカプセルがゴキブリの体にまとわりつき、ゴキブリは知らないうちに食べてしまうという必殺の薬剤です。
MC剤の登場によって、卵から孵ったゴキブリもすぐに駆除出来るようになり、それまで空間処理では不可能だったビル内の一室のみをゴキブリから守ることが可能となりました。

zanryuu.jpg

※医薬品指定されているので一般には流通していません。


ベイト剤(毒餌)
ベイト剤と毒餌に使われている成分はまったく同じものです。
注射器のような物に入っているのがベイト剤容器に入っていて置いて使うのが毒餌と覚えるとよいと思います。
ゴキブリの中でも最も繁殖力が旺盛なチャバネゴキブリの駆除によく使われています。

ゴキブリが食べることによって食毒死し、そのゴキブリが死ぬまでの間にした糞を食べたゴキブリ、食毒死したゴキブリの死骸を食べたゴキブリへと波及的に効果が広がっていく特徴があります。
「一度で二度効くコンバット」の謳い文句はこの特徴から来ています。
内臓を攻め、糞・死骸を通して効果が広がるという点ではMC剤とよく似ています。

主に使用されている有効成分(殺虫成分)
ヒドラメチルノン
 :一般家庭用で該当するのはコンバット
フィプロニル
 :一般家庭用で該当するのはブラックキャップ・コンバットハンターなど
ホウ酸
 :一般家庭用で該当するのはゴキちゃんグッバイ・フマキラーホウ酸だんごなど

有効成分フィプロニルは卵も殺す
「殺虫剤で卵を殺すことは出来ない」とこのブログ中でも何度が触れておりますが、その悲願をとうとう達成したのがこのフィプロニルです。
一般に販売されているものだとブラックキャップです。

遅効性の薬剤としては非常に効き目が現れるまでの時間が早く(5時間)、卵を背負ったゴキブリが卵を種の保存のために卵を切り離す余裕を与えません。
この効き目の早さによって、ゴキブリの卵は完全に死に絶えます。

※ヒドラメチルノンやホウ酸も卵にある程度の影響を与えます
卵を背負ったメスが予定外に死ぬ時は、卵に完全に栄養が行き渡らない状態で母体から切り離されるため孵化する幼虫の数は少し減少します。
(効き目が現れるまでは1〜3日かかります)

poseidon0.jpg



その他の残留処理に使用される薬剤
乳 剤
追い出し・忌避効果と残効性を兼ね備えたものが多いのが特徴です(ゴキブリが嫌がってその場から逃げる・近付けない、散布箇所を通ると死ぬ)。
飲食店・工場などでよく使われています。
最近ではネット販売などで一般の方も入手が可能となりました。
対象の害虫によって希釈率を調整して使用します。
クロゴキブリ・ワモンゴキブリなどの駆除やムカデ類・飛翔害虫の駆除など広範囲な用途があります。
ただし、室内でゴキブリ用として使うとなるとそれなりの洗練されたテクニックと知識が必要となりますので、一般の方の室内使用はあまりお勧め出来ません。
屋外でムカデやゲジ・ヤスデ、ダンゴムシなどを駆除するために建物の基礎などに散布するような用途であればどなたでも使いやすいと思います(当ブログでは、屋外のムカデやゴキブリ、飛翔害虫用として紹介しております)。
大型のゴキブリには有効に作用しますが、繁殖力の旺盛なチャバネゴキブリには抵抗力をつけられる場合があります。
注意点
魚毒性が非常に強いので、室内で使う時は水槽などの近く、屋外で使う時は池や河川の近くでは使用しないようにしてください。


油 剤
速効性と残効性に優れています。
特に速効性は非常に強く、ゴキブリに直接散布すれば即座にノックダウンさせることが出来ます。
ゴキブリの溜まり場に向かって直接噴霧し、一気にその場にいるゴキブリを退治する際には大変重宝します。
噴霧すれば残効性もあるため、しばらくゴキブリも寄ってこれません。
注意点
・揮発性の蒸気を吸引すると意識がもうろうとして危険です。
作業の際は、必ずマスクを使用してください(ネットショップなどで油剤用として販売されています)
・室内でゴキブリ用として使う場合は、乳剤と同じく特別なテクニックと知識が必要ですので一般の方が使うにはお勧め出来ません。
油剤と同じ効果(溜まり場を駆除するなど)を室内で求める場合は、殺虫スプレーのエヤローチAやゴキブリがいなくなるスプレー、水性コックローチなどがお勧めです(2週間に1回散布)。
・火の気のある場所では引火の危険性があるので使用しないでください。



.天然成分による忌避剤・撃退機
利点
:殺虫成分を使わずとても安全
欠点
:ゴキブリが慣れてしまうと最早、意味がない

ゴキブリ用の忌避剤(植物オイル
ゴキブリが忌避行動を起こす植物
・セロリ抽出物
・シナモン抽出物
・クミン抽出物
・イヌハッカ精油
・コパイバオイル
・ジンジャーオイル  など
(資料:一般財団法人 日本薬事法務学会)

ゴキブリも苦手なものがあり、上記のオイルなどには寄って来たがらないようです。
コパイバオイルの忌避実験結果 日本薬事法務学会

私は、多くの現場で駆除に携わってきました。
その現場でこのような忌避剤としての植物オイルを置いている所にもお伺いしたことが何度もあります。
お客様に聞くと、結局はゴキブリの侵入を許し、ゴキブリにいつかれてしまったということでした。
上記の日本薬事法務学会の研究データにもありますが、忌避オイルは時間が経つとともに忌避効果が薄れてきます。
私が現場で遭遇した数々のオイルにゴキブリが慣れてしまった現象は、効果が薄れてくるとともにゴキブリがそのオイルの香りに慣れ、最終的に居座れるようになったものだと考えます(何度かオイルの補充は行われたと仮定しても結局慣れてしまった)。

このような植物オイルは、ゴキブリがいない空間での予防としてはとてもよいと思います。
しかし、既にゴキブリが繁殖しているような場所では、最初のうちだけ香りに驚いて部屋の中を移動するようですが、結局慣れてしまって意味をなさなくなっていくようです。
ゴキブリが既にいる場合は、植物オイルなどには頼らず毒餌(ベイト剤)や殺虫剤・トラップを駆使して対抗することをお勧めいたします。


コンセントに差し込んで使う撃退機
先ほどの日本薬事法務学会によると、虫が忌避行動をとる時は、忌避剤の刺激を嗅覚・味覚から情報を受けることによって、他種の神経細胞が刺激されて錯乱状態に陥っているのだそうです。
ゴキブリは外界からの刺激を触角から受けているところが大きく、この触角におかしな臭いや感覚が伝わると忌避行動をとります。

コンセントに差し込んで使うゴキブリ撃退機というものがあります。
これは、独特な電波の周波数をゴキブリの触角に伝えてゴキブリを錯乱させ、その場からいなくなってもらおうというものです。

このような撃退機も現場でよく目にすることがあります。
私が目にするころには必ずその差し込まれているコンセントがゴキブリの巣窟になっていて、撃退機も糞で真っ黒になっています(ゴキブリに困っているから私が呼ばれるワケで・・・)。
やはり、この撃退機をものともしなくなる現象も植物オイルと同じく電波の周波数に慣れてしまったのが原因だと思います。

ここで、人間を連想してみてください。
自宅の周りで悪臭がする、騒音が酷い・・しかし、そこにしか住む所が無ければ人間も多少その環境に慣れていきます(限度というものがありますが・・・)。
それとゴキブリの順応は同じようなものではないでしょうか。
植物オイルと撃退機については製造メーカーの人間でもないし、現場で見て経験したことしか話せないので憶測の域を出ないところがありますが、そんなにズレた見解ではないと自分では思っています。


最後に・・・
ゴキブリを見ない環境を造るのであれば、やはりゴキブリの溜まり場を把握して殲滅し、ゴキブリの好きそうな物を極力排除することです。
駆除は環境造りとともにあります。
そんな駆除と環境造りにこのブログが少しでもお役に立てるように日々努力して参りたいと思います。



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posted by ボトルコーヒー牛乳割り at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴキブリコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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